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土砂災害から身を守るにはどうすればいいのか? [災害]

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広島で土砂災害
土砂災害.jpeg
土石流に巻き込まれ死者39名 不明7人

広島市内では20日未明から早朝にかけて急速に雨雲が発達し豪雨に。

広島気象台によると安佐北区の降水量は、午前4時までの3時間に史上最多の217.5㍉となり、
平年の8月の1か月分を上回る雨量となった。

記録的豪雨といえます。

記録的大雨とは?

記録に残すほどの大雨、といった意味で用いられる表現。降雨量に依拠した表現ではない。観測史上最多または観測史上有数といった場合に用いられることが多い。

最近しばしばニュースなどで「経験したことのないような大雨」という言葉を聞きます。

気象庁では一昨年から、それぞれの地域で「数十年に一度」レベルの大雨になった場合には、「これまでに経験したことのないような大雨」と表現して、最大級の警戒を呼びかけることにしています。


まず、「経験したことのないような」というのは、それぞれの地域において、という点をしっかりご理解ください。「全国で誰もいまだかつて経験したことのない」という意味ではなく、「それぞれの地域で、数十年に一度レベル」の大雨になっている、ということです。


広島の土石流の原因は記録的な豪雨によりますが、

「経験したことのないないような大雨」が次から次へと来襲している気がします。

ゲリラ豪雨とうい言葉は最近になって一般化したので、ゲリラ豪雨は増えているのでしょうけれど。


気象庁によると==================
 「気候変動監視レポート2006」にも示されているように、日降水量100mm以上および200mm以上の日数は106年間で有意な増加傾向があります。最近30年間(1977~2006年)と20世紀初頭の30年間(1901~1930年)を比較すると100mm以上日数は約1.2倍、200mm以上日数は約1.4倍の出現頻度となっています。
 こうした長期的な大雨日数の増加に、地球温暖化が関係している可能性があります。
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「アジアと日本の気候変化をとらえる」
〜世界と四国の降水の極端現象〜
寺尾 徹(香川大学教育学部/気象学)によると

最近豪雨頻度は増加している

} 平均的な降水が増えた証拠はない
} 強い雨の回数が増えている


土石流(どせきりゅう、英語:debris flow)とは、
土砂が水(雨水や地下水)と混合して、河川・渓流などを流下する現象のこと[1]。土砂災害の原因の一つ。山津波(やまつなみ)ともいう。
なお、日本の法令上は「土石流」について「山腹が崩壊して生じた土石等又は渓流の土石等が水と一体となって流下する自然現象」と定義されている

広島の土砂災害にもどると
20日の豪雨による土石流でのみ込まれたのは、山が間近に迫る住宅ばかりだった。
広島市は100万人を超す政令指定都市にかかわらず平野部が狭い。
1970年代以降に本格した都市開発は「災害リスク」と隣り合わせだった。


土砂災害から身を守るには

防災の基本は「自分の身は自分で守る」ことです。特に土砂災害は限られた範囲の変動でも深刻な災害を生じることから、個人や地域単位の個別の対応が必要だということです。


原則的には、
危険な場所には住まない、近づかない

あらかじめ危険な場所を知っておくことが大切です。
そのためには自治体等から配られている防災マップ(ハザードマップ)を確認しておくことが必要です。
最近ではインターネット上にマップを公開している自治体も多くなりました。
また、土砂災害は過去に生じた場所で起きることが多いので、地元に伝わる古い 災害の伝承や記録を調べるとともに、地形的な特徴や斜面変動で堆積した土砂の存在などを手がかりに、有史以前に起きた場所を調べておくことも大切です。
例えば、近所で地面を掘る工事が行われる際に、地面の下に土石流で運ばれた大きな礫が堆積していないかどうかを確認することができます。

現在危険地帯にお住まいの方はどうすればいいのでしょうか?

二日前の京都府福知山市の記録的豪雨では、
「40年間ここに住んでいるが浸水したのは初めてだ」と語っている人がいた。

かつてないような豪雨の頻度はますます増加するだろう。
リスクのある地域からの移住をうながすような行政の動きも必要になるのではないか?

放置しておくと、人的および経済的な損失は何倍にもなる。



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